2015.02.28-03.01
「第2回 うつのみや春の演劇フェスティバル」
ふつかめ。
さいごのじかん。
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r.a.01_03 「シロノヲト。-[pregando]- 」
上演させていただきました。
ありがとうございました。
繭、という少女と、
繭をとりまくひとたち、
の、おはなしでした。
おもいで、と、
まだ、そこにある、やくそく、と、
少女を水面へひきあげる、
大きな白い鳥、と。
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主催者の和気さんが撮ってくださっていた、
開演前後のおしゃしんを交えて。
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繭(はらだなつき)と
凪(戸室和亮)。
繭がしどけないのは、
なつが
だらしないんじゃなくて、
身体のイメージトレーニング中だからです、
よ、 。
なつは、
一見すごく透明だけれど、
実はとても「生」的なひとで、
だからこそ、
の、繭、が、
うまれたなぁ、と
思っていて。
「あれは、よく笑いますね。」
対する凪の、
戸室くんの発する、
無機質な印象と、
とても良いバランスだったと、
思い返しては、
にやにやしています。
「そうして、きみはわらう。」
「きおくのなかでいきるきみのみるきみはいつだってきおくのなかのきみ」
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朝(板坂美那子)。
楽屋写真にて失礼。
「繭がまえにいたところ」で出会った、
「ちいさなおともだち」。
りくろあれさんの細かい要望を、
すぐさま声に反映してくれた感覚の良さや、
ふとしたときにあらわれる、
おおきな、前を向いたエネルギーが、
きっと、朝に似ている。
- そしてあさはくる、やみをきりさいて。 –
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樒(RON)。
繭の兄。
↑たぶん、この時点でもう相当、眠い。
手に持っているのは、
通称「たましい」。
これを、「吊ればいいじゃん」と云ってくれたり、
照明もすばらしく、
舞台の使い方、
空間面はかなり頼らせていただいたので、
もう、足を向けて眠れない、気がしている。
役としてくうきを掴む力には、ほんと、
はっとさせられる。
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棗(橋本栖実)
楽屋写真にて失礼、その2。
「繭がいまいるところ」に勤める人。
朝の姉。
ひとびとのかなしみみたいなものを、
やわらかな声で、
うけとめていたひと。
先に挙げた、「たましい」を
作ったのはこのお方。
今回の演目の重要なアクセント、
素敵なものにしてくれました。
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そして、わたしは、
白。
正直に云って、
「おおしまは、唄うだけ」
だと思っていて、
途中から、そうでもないな、ということは薄々勘付きつつ、
そこにはだいぶ目を瞑ってお稽古してきたので、
あの日、当日、本番の舞台上で、
わたしは殆ど初めて、白に出会いました。
動線や立ち位置は全て決めてあって、
それに付随するものものも、作り上げた上でのことでしたが、
とても、新しい感覚でした。
ただ、そこにある、もの。
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そうして、
幕はあがり、
そうして、
幕はおりて。
あ、
終演後の、
なつの笑顔に、
とても、
きゅんとしたんだ。
きゅん。
それから、
急遽音響オペレーションを担当してくれた、
劇団劇団 Nextstage7-66のさえちゃん、
おしゃしんないけど、小野崎くん、
ほんとうにありがとうございました。
抽象的な指示しか出せない演目でしたが、
ほんとうに心地よい場を作ってくださいました。
舞台設営や受付のお手伝いをしてくださった、
高校生スタッフのみなさま、
会館スタッフのみなさまにも、
ほんとうに感謝の気持ちが絶えません。
ありがとうございました。
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◎パシャリ◎
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今回のような華々しい場に
参加させていただいた光栄を胸に。
またらいねんのはる、
きっと、よりすばらしい
「第3回 うつのみや春の演劇フェスティバル」が
開催されることをたのしみに◎
関わってくださったすべてのみなさまに、
こころより感謝いたします。
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ねえ、みて、はるだよ。