おわりをおわる。

くたっとしていました。

そろそろおきなくちゃいけない。

ゆっくりと背骨を、組み上げて。


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そう。

うつくしいものと、
あなたにあえてうれしい、という笑顔は、
できるだけそばに、
あったほうが好い。

うつくしいものが、
呼吸するたびに
からだを巡るような、
素晴らしい日に、
そんな、
じぶんの核を、
さいかくにん、して



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想いを漏らすときには、
そのときそのとき、
そして、そのひとそのひとに、
できるかぎりふさわしい包装を施して、
そうしてお渡ししたいとおもっていて、
だから、
そのための時間が、どうしても必要で、

でも、

包装するその行為自体を、
気持ち悪いと云うひともいて、

でも、
やはりわたしは、
そういうふうに、
いきていきたいので、

リボンや包み紙を綺麗に開けて、
その内側にあるものを確かめてくれて、
そうして、
リボンの色や包み紙の手触りまで
さらりといとおしんでくれる
そんなひとに、
一生甘えていきていけたら、
しあわせですねぇ。

ややこしいですねぇ。

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そんな、
包装の余裕と、きれいな素材を、
たくさん、
もっていたいものです。

(気持ち悪いという方にもご満足いただける方法を、模索しながら。)


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そうして。

どうやら恋に落ちて、本を買いました。

IMG_3646

持っていたはずだったのだけれど、
なくして、しまっていました。

わたしたちは、
とてもびっくりするようなことに気づいたんだけど、

ねえ、
わたしたちとすれ違う人は、
なんだかとても、
完成されたうつくしい薫りを、
感じることになるのかもしれないとおもって、

だからとても、
いとおしいきもちになったのでした。

おもわずプロポーズを、

小さく叫んだ晴れた日の午后。

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さてそろそろ、
背筋を伸ばして。

いっぽいっぽ、
うつくしいとされる難儀な歩き方で、
気の遠くなるようなながいじかんをかけて道をゆく花魁みたいに
たゆまぬ意識と、
凛とした、ひとすじを。

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お稽古と、舞台が、
わわわっと、やってきます。

まずはもう、
次の週末。


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どうしたってわたしは、

こう、みたいです。

ねえきみ、はなが、
さいた、

よ。

ねおきです。きっと、ねおき、なのです。

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