それは、すこしだけ遠く、離れていても、
それは、まぎれもなく。
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脈絡なく浮かぶイメージを、
気分という便利な言葉で紡ぐような、
そんな日が、
ときたまあって、
それは、とても、必要で。
あのこにもらったおくりものを、
いただくためだけに、
部屋を掃除し。
スコーンを予約して。
それはね、
EROS
という名の、ジャム。
とても不思議な香りがする、
マリアージュ フレールの
紅茶のジャム。
ジャムをいただくのになにがいちばんか、
と
考えた結果がスコーンだったのだけれど、
フランスのひとは、
なにといっしょにいただくのでしょうか。
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べつのお皿に、サラダ。
のっけたスモークソルトも、
あのこからのおくりもの。
これで、
脚も、
攣らない。
のだ。
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ふと気になってしまって、
むかし買った本を、
ひっぱりだしてきたり。
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そう、きっと、
Erosが足りないのだ。
もとめよ。
もとめよ。
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おしゃしんえらびは、
おわりません。